モバイルファーストからモバイルオンリー

スマートフォンがパソコンを上回り、パソコン、タブレット、スマートフォンに瞬時に自動対応する“レスポンシブデザイン”が主流になりつつあります。

従来のWebサイト構築サービスや各種インターネットサービスは、モバイルファーストという考え方を標榜しているが、現代は若者を中心にPCを使わずモバイルデバイスだけでインターネットを使う傾向が加速的に進んでいる。このような世代はモバイルオンリーとよばれています。

WEb制作をPCからタブレット、スマホなどの端末(総称してスマートデバイスという)を加えるという流れに対して、最初からレスポンシブなデザインひとつで構成することを“モバイルファースト”といいますが、それだけではモバイルファーストの本質とはいえない。

モバイルファーストは、イノベーションをもたらす

「モバイルファースト」という言葉は2009年にルーク・ウロブルスキー氏(Luke Wroblewski、以下ルーク氏)によって提唱され、その後 グーグルやアドビシステムズ、フェイスブックなどのカンファレンスで言及され、北米で認知が広がりました。ルーク氏がA Book Apartから出版している著書『モバイル・ファースト(MOBILE FIRST)』にはこんな一文があります。

(日本語訳)

―モバイルファーストの実践とは、モバイルインターネットの爆発的な成長にただ備えるだけではない。ユーザーが本当に必要とすることにフォーカスすることで、これまでできなかった方法でのイノベーションが可能になる。

これからはユーザーに最も近いモバイルWebから、サービスや業務の仕組みを考えていくことがより求められるようになると、2009年には提唱されていました。